ゴーフィッシュより、シーバス用タックルハウスGPカスタムルアーが新登場いたしました！
とはいうものの、私TKM、「何故タックルハウスのルアーをカスタムしているのか？」 「どういう時に使うルアーなのか？」が疑問に思いまして、正直にゴーフィッシュ・武田さんにお伺いしてみたところ、「よっしゃ！まかせとき！」ということで、有難いことにご解説を寄稿していただきましたので、新登場のルアーとともにご紹介させていただきます！



GPカスタムルアーについて…　　武田栄


もう14年くらい前になるけれど当時すでにGo-Phishはあって、オリジナルロッド（まだまだマニアックだった磯のヒラスズキや初期のメバル専用ロッド）を製作・販売していたけれど、そもそも大の釣り人なのでルアーにも人一倍こだわりや思い入れが強くて、若い頃からバスルアーなんかもたいそう仲間内でいろいろチューニングして使ってたの。バドなんて原型が変わるくらいのチューン(笑)
今では知る人も少ないかも知れないけれどストームのSWラトリンチャグバグ・タケダチューン（発売元：ラパラジャパン）は当時の釣り雑誌にもよく紹介されて、そのうちにラパラさんから正式にタケダカラー2色が発売されたりしてマニア間ではちょっと流行ってたりして…。

そんな折タックルハウスから連絡があって、当時はシーバスのシャローゲームが流行り始めててライトゲーム（メバル）のブームの直前(僕火付け役やけど(笑))…で「タケちゃん、関西や西日本の釣りのことなどいろいろと教えて欲しいので？」ってことでいわゆるGo-Phishと並行してタックルハウスの外部スタッフ（エリアプロモーター）となったわけ。
その頃は既にシーバス用のシャローミノーなんかはあちらこちらから似たものが出まくっていて僕も仲間たちと一緒に少々ウンザりし始めていたくらいの時期ではあったけど、僕や仲間の使うタイプのルアーはそんなになくて…。
そこへタックルハウスからのオファー！そりゃーあの二宮さんのK-TENを有するタックルハウス（若い方は是非調べてください！）、精度とポテンシャルは間違いない事は判っていたので、まずは社内で既製品のミノーなんかを僕なりにチューンしてタックルハウスで販売し始めて、そのうちにタックルハウスさんが承諾いただけるのなら自分のブランドGo-Phishで責任を持って販売しよう、ということから今のGPカスタムが出来てきたというわけ。

僕の中では国内初の量産ハンドメイドトラウトミノー“ツインクル”の生みの親であるタックルハウス渋木英一社長、世界初の元祖マグネット式重心移動システム＝K-TENシステムの生みの親、二宮正樹さん。そして僕が若いころ数年間社員として勤務していた㈱スミスのハトリーズの生みの親、羽鳥静雄さん。このお三方が僕の釣りのパイオニア。だって初めて日本の湖や川や海のために厳選されたルアーの元祖だから。



そういうご縁もあってタックルハウス製品のほか羽鳥さん、玉越さんにも承諾をもらって羽鳥さんデザインのチャグポップなんかもGo-Phishでカスタムさせていただけたり、最近ではあの京都の老舗ブランド＝サム山岡さんのサムルアーズとのコラボ＝GPカスタムのファットサムシリーズなども発売させていただけたり、本当に早くからこの釣りをしていてよかったなぁーっと痛感してます。

国内の「海のルアー」で言えばその歴史はざっと40年強ほど、いち早くソルトロッドも製作していた80年代のスミスさんや、あと2年で創立40周年を迎えるタックルハウスさんがその生き字引。…っとついでなのでこの場をお借りして皆さんへ！…ルアー、こと海のルアーの釣りは今では誰でもが入りやすい釣りになることができましたが、しっかりとした歴史とその間の先人たちの絶え間ない努力があってこそなのであります。本来ならばとてもマニアックでお洒落でカッコいいこの「すばらしい日本の文化」とも呼べる国内のルアーゲームですから皆さんもそのことはどこか心の片隅に置いておいてくださいね！

という訳ではや14年？Go-Phishではこれまでに様々なカスタムルアーを企画・販売させていただいています。
ウェイトやフックをチューンしたもの、僕がどうしても欲しいカラーで再現したものなどです。お陰様でヒラフィードやTKLMGP、24G 70-Pなど今では定番と呼んでいただけるほどになりました。嬉しいことに若い世代も含めた熱心なアングラーの皆さん、いつもありがとうございます！




11月発売のGPカスタム！



K2F162T3 SEABASS GP： 162ｍｍ 43ｇ Ring#6 リング装着 ハリ無し仕様　
（推奨フック：オーナーカルティバST-56#1など）

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今なお現役、新世代やリバイバルファンも多いタックルハウスK-TENブルーオーシャン（BKF140）の発売から30年の時を経てリリースされたK-TEN セカンドジェネレーション＝K2Fシリーズの大型ミノーK2F162 T:3（テンション3）。元来は青物用に開発された162ｍｍのビッグミノー。青物用とは少し遅れてタックルハウスよりウエイト＆フックチューンを施したK2F162T3 SEABASSとして発売。そしてこの2020年11月末いよいよGPカスタムカラーで発売です。
人気のクラシックRH(レッドヘッド)やオレキンレッヘを含むナイト＆デイ厳選の5色。シーバス用にリチューンされた162T3 BEABASS Go-Phishカスタム。ヘヴィースピニングタックルはもちろん、T:3（テンション3）のコンセプトによる大きな引き抵抗感はベイトタックルでの使用感も抜群です。海況/マッチザベイト/高波動/飛距離/巻き心地…様々に望まれる状況下で是非お使いください。

僕は主に大型のマイワシについた大型シーバスに使います。マズメ時はもちろん、デイでもナイトでも大型ベイトフィッシュ捕食時期には大型ミノーが基本。また昨今各地で話題のコノシロパターンにも。
僕は寒波吹きすさぶ厳寒期のマイポイントではマルスズキ用にベイトタックルを使うこともあります。そんな時にもビッグミノー。効果は絶大！ビッグミノーのいい点はとにかく勝負が早いこと！ファーストフィッシュ＝ハイアピールです！
＊注：自重43ｇのビッグミノーです。マッチングについてはベイトロッドはもちろん、いわゆるサーフ系シーバスロッドやライト青物用ロッドやタックルでお使いください。








M148GP 　148ｍｍ 19ｇ Ring#4 Hook ST-46#4

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目下人気再燃！
ファーストリリースは2000年のタックルハウスK-TEN M148。洗練されたフォルムやアクション、内部構造などそのスペックすべてが究極のミノー「M]。 軽量ながら抜群の飛距離、着水音の静かさやその滑らかなアクションは最新タックルにも見事にマッチング。ザ・ミノー＝ナチュラルスイム。「これで釣りたい！」と言ってくださるアングラーも急増中です。（TACKLEHOUSE K-TEN "M" Go-Phish custom）
Go-Phishでは昨年にはM128GPを発売。ミノーとしてその完成されたMは20年を経て「ようやく時代が追いついたんだ」と実感しています。まずはこの美しさ、これでもかとフォルムとディテールにこだわった外形は正に芸術品。K-TEN独自の内部構造（K-TENシステム）はもちろん、このナチュラルスイムこそが海のミノーの原型だと思っています。
ステンリング+カルティバSTフック装着でリパッケージされた現行のMをご存知の皆さんはそう多くは無いとは思いますが、現在のPEタックルとの相性も良く、ややシャロー気味でありながら足場を選ばずしっかりと水を噛みなんとも心地いい引き感は「これぞスタンダードミノー」の名にふさわしい名作。この148は河川はもちろん、少し波立つサーフや港湾部でも是非お使いください。148ｍｍでありながら自重19ｇ、このバランスが絶妙なアクションを生みます。ブルーオーシャンと並んでこのMも正に「海での使用のために0から作られた国内ミノーの元祖」。


…発売当時は僕もよく覚えてるけど当時はナイロンラインに柔柔ロッド、VMCフック仕様…やっぱり時代が早すぎたんだなぁとほんとに思います。今回のM148GP、カラーはデイ3割ナイト7割程度のコンセプト、もちろん濁った潮や透き通った月夜にも対応するカラーも想定しています。最高の釣り心地をPE世代の皆さんへ是非使っていただきたいミノーのひとつです。




…今回の2アイテムもシーズン限定生産、数には限りがございますので発売時には是非早いうちに入手くださいませ！　そしてこの後12月も対冬スズキ用GPカスタムのリリースは続きます。…ご期待ください！

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